2012/03/07

ARMADA TST [クラスト インプレッション]


先週末、天気の合間を狙い土曜日ホームゲレンデの裏をハイク!

[ARMADA TST][Geko]のテストをかねて登ったのだが、シールのテストは前回書いたとおり・・・

[ARMADA TST]のゲレンデ外インプレッションを書いておかないと、[ARMADA TST]を買ったのが間違いの様な文面しか残していないので、改めてインプレッションを書く事にする。

今回、ハイク時から雪の状態がかなり条件が悪い事が予想出来た。
それでも、北斜面なら少しは・・・高度があがれば少しは・・・・
などと僅かな期待をしつつ上部につくも、やはり前日の雨はトップまで降ったようで、ノートラックの樹林帯はその様相とは裏腹に、一面厚いクラストに覆われていた。
クラストは高度が下がるにつれ、厚さを増し手強さを増した。
今回のメンバーは、いわゆる基礎スキーヤーで、SAJ的には、「クラウン」「テクニカル」を所有するが、BCの経験は僕を含め浅い。
今回の雪はそれらゲレンデの猛者を持ってしても厳しい雪だった。
※技術レベルが解らないとドレくらいの事をいっているのか解らないので、一応SAJと言う定規で言えば・・・という程度で捉えてもらいたい。
比較的、木の密度の低いトップ部は薄いクラスト(それでも、2~3cmはあろうか?)その下はふかふかのパウダー。
「パリッふわ」の一度で二度美味しい雪?
先にドロップしたメンバーも足下が動かせず苦しそう。ショートで刻むなら、ほとんどプロペラターン状態。
停止時も足をとられ多くは転倒していた。

で、[ARMADA TST]は、この悪雪?でどうかというと・・・・

快調です。

「バリバリバリ!」とクラストを割りながら2、3cmのクラストでも余り問題は無く。30cmオーバーのテップロッカーはクラストした雪の下に沈む事なく、特にテール荷重やトップを上げるといった作業を意識する必要もなく、ターン出来る。
※この雪だと、僕では通常手におえる感じじゃないにも関わらず、そこそこ楽しい・・・!

斜面を横切る様な単純なトラバースでも、皆、足下がおぼつかない様子。
徐々に高度が下がり、クラストの厚さも比例して厚くなり。さすがに僕もターンしずらくなって来る。
それでも、若干2名はジャンプターンで刻むが、自分を含め他は、ターンすらままならない。
5cmオーバーのクラストを破り転けてしまうと、立ち上がるのもままならない。
何とも極端な雪。
[ARMADA TST]はとりあえずトップが沈む事が無いため、何とか僕の様なレベルでも降りる事ができた。後半はターンにはならなかったが・・・

明らかにロッカースキーは、このような悪雪時には大きなアドバンテージを感じた。
アールの小さな(16.8m)はテール過重になりがちな状態でも小回り出来、その自在性は技術の未熟な僕には心強かった。

バーンが広ければ大回りも難しくは無いだろう。

少々のクラストは気にせず行ける走破性はある。
ようやく、買って良かった~と言えるシチュエーションだった。

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