2012/03/27

POLON-T [撥水剤]


以前もウェアの洗濯&撥水に付いて書いてはみたものの、ニクワックスなどはかなりメジャーにはなってきているから、情報としては新鮮さは無いかと思う。

ただ、その結果についてはいくぶん差がある様に思う。
正直、僕もかなり細かい所まで配慮して洗濯したが、撥水性はウェアの素材によってかなり差がある。
正直仕上がりに不満だ。
※液の濃度が不足なのか?念入りにGORE推奨撥水液まで重ねて加工したのに・・・・たいした事は無かった。
つまり、コロコロの撥水状態ではなかった。

もっと何か決定的な撥水は無いものかと・・・

見つけたのがアウトドアフリークの間で話題の撥水剤 [信越シリコーン POLON-T ]

コレが良いと聞き?!とりあえず注文。
「ポチッ」
ただこれ、名前からも解る様にシリコン系のためGORE-TEXには使えない。

GOREで使えるのはフッ素系で、シリコン系は大事な通気性が失われる。
よってテントのフライシートやタープなどの通気性が必要の無いものならいいが、ウェアなどは使用するにはその辺りを配慮する必要がある。

届いた商品は、サラサラの溶剤でかなり揮発性が高い。そのため、室内での使用は厳禁だ。
※いわゆるシンナーと同じような強い刺激臭がある。

まずは、愛用の傘や、子供のウェアなどをブルーシートに広げ、ペンキ用の刷毛で塗って行く?!
しかし、揮発性が高く塗った先から乾き、どこを塗ったか解らない。

それでも一通り塗り終え、今シーズンを迎えたが・・・

ん~ネットで皆が結う程、劇的に水玉が出来たりしない!
むしろ、べとっと水の皮膜が出来てしまう。
※ネットで見た施工例では水玉になっていた。

試しに、自分のスキーパンツの裾だけ塗ってみたのだが、傘同様べとっと水の皮膜が出来てむしろ、うっとうしい感じ・・・・

何か施工の仕方が悪いのか・・・?

割とこの[POLON-T]もメジャーになりつつあるので、使ってみた方も多いはず、
使い方で何かコツがあるなら是非コメもらえると嬉しい。


つづく・・・




2 件のコメント:

  1. GORE-TEX系素材にも使えそうな撥水剤で、良さそうなのはありませんかね!

    小川キャンパルの「フッ素系塗る防水剤」とか言うのもあるみたいですが、説明を見ると・・・
    衣類等の直接肌に触れる物へは駄目・・・とあるのでどうなのか、ご存知ありませんか?
    何となく撥水効果はありそうな気がするのですが?

    それと撥水スプレーを掛けた後、スチームを当てるとより撥水効果が上がり、長持ちするらしいのですが、POLON-Tとかはどうですかね。

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  2. 小川キャンパルは効くそうですよ。もともとテント用だと思いますが量に対して高いですよね。
    アウトドアフリークの間では、「POLON-T」を塗った後、「小川キャンパル」を塗るのが最強?!とされている様です。
    GOREの指定撥水剤は「XT PROOFER」というのが指定撥水剤の様ですが、性能は「NIKWAX」「Revivex」と変わらない印象です。
    フッ素系の撥水剤は素材表面にトゲが毛羽立った状態を作り出して水や油をはじきます。びっしり毛の生えた毛皮の表面で水滴が丸くなり染み込まないイメージです。フッ素系撥水スプレーの処理後にアイロンをかけると効果が増すのは樹脂本体が繊維などの表面により密着し、トゲの毛羽立ちが良くなるためらしいです。
    ただ、フッ素系はシリコン系と比べ耐久性が劣るのはしかたがないようです。
    シリコン系は(油の)皮膜を形成する事で撥水するので、アイロンで定着するのか?はよく解らないです。

    GOREのHPでも推奨していますが、マメに洗って、マメにアイロンするだけでもかなり撥水はもどるようですけど・・・・※スチーム?というのは初めて聞きました。

    アイロン時はクッキングペーパーがおすすめですよ!

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