2012/07/28

サマーワクシング[回顧録?]

ソロソロいいんじゃないでしょうか!

ようやく、猛暑のつづく日々となってきた。
梅雨明け後も、今ひとつ気温が上がらずにいたが
子供の夏休みと共に気温も上がり(上がり過ぎ!)体温より高い気温がつづいている。


毎年、この時期にワックスを柔らかいのから、硬いのまで入れるのだが
今年は新車(板)もあるので「どうしようかな?」と・・・


「どうしようか?」というの新車がある時は最初のベース作りを、
テスト?もかね、特定のメーカーで作る様にしている。


ここ数年、新車は
[OGASAKA] KC-RV17・・・・・ナノムワックス(ベースワックス単品)
[OGASAKA] TRIUM S・・・・・・ドミネーター(ベースケア グラファイト単品)
[ARMADA]TST・・・・・・・・・テムポ(ベースワックス単品)

といった単品でベースを作っていた。

シーズン半ばで手に入れた場合は、夏にワクシングが出来ないため、
やはり、今一ワックスが染みていないと言うか、ベースが出来るのがどうしてもシーズン後半になる気がしている。
※シーズン初めは雪も安定していない性もあるが、シーズン後半の滑走性はやはりない感じがする。

しかし、1シーズン使ったものと比べても、夏に十分ワクシングした板は遜色のない位滑る。

今シーズン終了後に手に入れた[OGASAKA]TRIUM GS23は、とりあえず
テムポ(ベースワックス単品)が6回程ワクシングした状態で置いてある。
※まだ、気温が低かったためまだまだベースは不十分だ。

テムポはかなり柔らかいワックスなので、このあと徐々に硬いワックスにシフトして行きたいと考えているが
まだ、ワックスを用意していない。
※今年は[KUU]あたりで、
テムポベース→[KUU]RED→[KUU]GREEN→激硬ワックス
としてみたいと思っている。



同じ様にシーズン前に手に入れ夏のワクシングをした
[OGASAKA] TRIUM Sとドミネーターのときは
ただ、温めれば良いと思い込んでいて・・・
こんな感じでやったようだ・・・以下回想・・・


炎天下の中グニャグニャのWAXを生塗り! 
スキーを立てると流れるので水平にして日にさらす・・・・ 
しばらくすると簡単に液状化! 
火傷しそうな温度だ! 
「一体何度ナンだ?」 
心配になって計ってみました。 
正確さに欠けますがとりあえず・・・・・ 
55℃!!思ったより高くはない?! 
※もう少し高いかも?! 
出来れば45℃くらいだと理想?

 
とりあえず、生塗りとスクレイプを3回ほど、時間をかけてやり、おおよそオガサカは終わりでいいんじゃないか? 
※ドミの推奨回数はこなしました。

 
えらく柔らかいワックスで、温度に応じて硬化するベースワックスらしいですが、どんなもんだか? 
えらくベタベタしますが 
粘着性の高いのは持続性が高いかも 
融点も低く塗りやすいワックスです。 

追記:このシーズンの結果としては、特にドミネーターだから・・というような印象はない。
ただ、このワックスならシーズンに入ってからの気温が低くても入る印象はある。
名前のとおりシーズン中のベースケアとしては、価格以外は理想的な特性と思う。

2012/07/26

DIYサーモインナー[自宅成形]


オーブンレンジで[REXXAM Data]用にサーモインナー成形

昨晩、自宅に帰るなりサーモインナーの焼き入れ?
の準備。

本来はこんな暑い時期にインナーの制作など、やるのもどうかとおもうのだが、条件としては余り良く無いのは解っているが、オーブンが使えるチャンスがまたあるかどうか解らないので・・・決行!

※暑い時期はシェルも膨らんでいるので、冬期に履いた時キツくなる可能性が大だ。ただ、フォーミングほどシビアなものではないので、まあ良いかと・・・

※フォーミングは暑い時期に制作すると、シェルが膨張してる上、フォーミング材の膨張率も高い為、内圧も高くなりすぎたりで、冬期に合わせたセッティングは難しい。(冬期シェルが縮む分キツくなり易い。

サーモインナーの場合、加熱して膨らんだ物を凹ます事で合わせるので、フォーミングタイプ程シェルを中から膨らますエネルギーは少ない。

[今回の手順]

□とりあえず前回の加工足形にはなっているサーモーインナーを、クッキングペーパーでラッピング。
※加熱で膨張して膨らんでオーブン内に接触するのを防ぐ。後にコレが・・・甘くて・・

□その間にオーブンを事前に160℃で10分温める。

□足の主要な突起部、血管が通る部分にあらかじめパッティングする。
※僕は特に右足がしびれ易いので、中指の間に専用パッドをはさみ、トゥーキャップを被せた。

□その上でインソールに足をのせ、インソールごとスキーソックスをはいた。(理由はのちほど)
※ソックスも手持ちの中で一番厚いもの。

□ラッピング済みのインナーをオーブンに入れ
設定温度を140℃に設定し直し、10分焼く。
※さすがに家庭用オーブンレンジなので、片足づつしか入らない。
※壁面にインナーが触れない様気をつける。
(クッキングペーパーは仕方がない。)

□オーブンに入った方のシェルはバックルを外し待機
※反対の足は通常インナーをいれた状態で履いて待機。

□焼き上がり

□十分に膨らんでいる事を確認し、ラッピングを外ずす。
※この時の様子の写真は、時間と余裕がないので撮れてないが、1.5倍くらいに膨らみ、ぶよんぶよん。

□素早く、インナーを履く。
※ここがインソールをソックスごと履いていた大きな理由で、足形になっているインナ−ブーツと違い、このサーモインナーは加熱後は、もとの2枚重ねの袋がぶよぶよ膨らんだものになるため、インソールを先にいれて位置決めする事が難しい。
※インナーのつなぎ目がセンターなので、おおよそソコを目印に、センターを決め履く。
※第2指のセンターくらいで決めた・・つもり。

□シェルを履く。
※この2枚合わせのシンプルなサーモインナーはタングがないため、全く位置関係に目印がなく、足の納まり具合がよく解らない。
その上、タング部分はインナー上部を重ね巻する事でフィッテイングをするのだが、
巻具合は自分で決めないと行けない。
ここが重要!!タング部分はイン側が内側、アウト側が外巻きになる様巻く。特にイン側は足首にちゃんと巻き付く様に、深く押し込む。深く押し込まないと、この部分が踵の押さえを決めるので、巻が甘いと踵が緩くなると思われる。

□バックルを締める。
締めたり緩めたりしながら、インナーの納まりを探り、最終的にはアッパー部はマックスまで締め、ロアはほどほどにして、とにかく動いた。
※後にして思えば、ここでのバックルの締め具合はMAXであるべきだった・・・

□履いたまま、反対の足の制作に入る。
※ここでも問題が・・・

□後は我慢出来るだけ我慢して履いて終了?

ざっと、箇条書きにすると沢山の手順のようだが
案外簡単に出来た。反省点も多いが・・・

そう思うと、オーブンに比べ、以前試みた方法の数々は、圧倒的に加熱不足だ。
心配したオーブン内に残ると心配したプラッスチック臭もなかった。

結果!
純正インナーと比較しても解る様に、だいぶシルエット的にはインナーらしい形になった。
フィット感はどうかと言うと、かなりタイトだが
以前の様に全く痛くて履けないといった状態からは比較にならない位、よく出来た。

[仕上り具合からの反省点]

仕上りからすると、もっとつま先に詰め物をすれば良かった。(まだややキツい)

サーモインナーの構造上靴底が厚くなる為か、若干純正インナーと比べると底上げされた感じがある。
(重い物を持つとか、リックを背負ったりして自重を重くすれば幾らかマシになったかもしれない。)

[制作時の反省点]

■オーブンの温度と時間
実は1足目10分、2足目14分と今ひとつまだコシが残るため2足目の時間を延ばした。
しかし、1足目と2足目の柔らかさは変わらなかったので10分程で十分と考えられる。

見るも無惨に・・・
そのうえ、2足目はラッピングが甘く、加熱され膨張したインナーによりラッピングが開き、インナーがオーブンの内壁にペーパーごとではあるが触れる事となり・・・・コゲた!!

写真参照:インナーの表皮が溶けてしまった。
もとより剥離気味ではあったが。


※ビール片手に飲みながらやっていて、最初の出来がまあまあだったので油断して一度も途中確認をしなかったし。

パッド、トゥーキャップが1セットしかなかったため、履いたまま次の足の制作に入れず、結果、冷まし切らないうちに反対の足を脱ぐはめに・・・
冷却が不十分だと形状が元に戻る分が大きくなった可能性がある。

最終の出来上がり具合が想像がつかず、緩くてもこまるので・・と中途半端な判断からロアシェルのバックルを締切らずに冷ましてしまった。
結果キツい、厚いインナーが出来た?

幾つかの反省はあるものの、自宅のオーブンで十分成形が可能な事は解った。

フォーミング程ではないが
内側もトレースできているよう?
インナー自体の膨らみ具合を見ると、まだ加工可能の様子なので、後は調子が悪かったらシーズン中にでもまたチャレンジしてみようと思う。

追記:サーモーインナーはノーマルインナーと比較すると圧倒的に軽い。(計っていないが体感的には半分以下)これはBCでは幾らか楽になるかも。

あと、シーズンに入らないと解らないが、おそらく温かい?!何しろ、全体が一体成形のネオプレーンみたいな物だから期待出来る。
実質、保温加工の究極かも・・・

2012/07/25

アルコールストーブ[コーラミニ缶仕様]


 また、回想作品

某、偉大なる先人の作られたストーブのデコバージョン。


内容的には何にも新しさは無い
普通のアロマックスCFストーブ。


ただ、消し蓋を被せた時に、コーラのミニ缶に見える様に納めただけ・・・


作る上で難しかったのは、プルタグを開けずに中身を飲むのが大変だったくらい。


プルタブ脇に2つ穴を開け、中身をちゃんと飲んで・・・


あいた穴は、リベットで塞いだ。
※開いたままでもいいのだけど、消し蓋としては不安定になるし、
そもそも、デザインに拘って作ったのだからソコは気を使わないと・・・


性能はいたって普通なので、コーラがなに?


てっ言われると、まさに「実も蓋もない」のだけど

2012/07/24

DIY・サーモインナー[リベンジ]


サーモインナーを再び自分で焼く!(予定?)

現状は長靴・・・以下・・・
数年前に[REXXAM Forte]様に用意したサーモインナーがある。
様々な方法を試みた。

  • 五右衛門式
  • ヒートボックス
など、既に成形自体は2、3回行っている

※サーモインナーの形成限界回数が3、4回と聞くので
コレが最後のチャレンジ?

明らかに[REXXAM Data]で使うにはインナーが厚いと思われるのだが、先シーズンさんざん保温対策をしても決定打がなく、フィット感もイマイチ。
なんとかその両方を解決したい!!

パッド等の下準備は何度となくやっているので問題はない。

問題は、何で焼くか?につきる。

今までの方法では、今ひとつ温度が足りない。

残された方法は・・・
家庭不破の原因になりかねないと今まで避けてきた、方法・・・・そう、自宅のオーブンレンジで焼く!と言う
決して嫁さんの同意を得れない方法。

どんなに新品だと言っても、履く物をレンジに入れるなど、嫁さんが許す訳がない。
しかしこの週末、子供と嫁さんが2泊三日のキャンプに旅立つ。※嫁さんのお仕事の一貫

形跡を残さない自信があれば、千載一遇のチャァ~ンス!

様々なブログの記載を読み、手順は頭に入っている。

しかし、ソコに共通して書かれている「しばらく焼くとプラスチックスの溶けた臭いが・・」の一説。

この臭いが、どの程度の物なのか?
そして、今までの方法では、そんな臭いはしなかった事からも、温度不足はいなめない。

いくつか検索しているうちに、我が家と同じような条件下で、果敢にチャレンジした方がいた。
※ソレも焼いた時の臭いがキツいとされ、ショップにも敬遠されているメーカーの物だった(対策後の製品かもしれませんが・・・)

やはり、家族の居ぬ間に・・・そして
「しばらく焼くとプラスチックスの溶けた臭いが・・」
の1文が・・
つづく文章に
「オーブンに残る程の物ではなく、チーズの1欠片でもいれておけば問題無し」とつづいていた・・

この具体的な表現が僕を決心させた。

今週再度、インナーを焼いてみよう!

※[Rexxam Data]に使うにはもとより厚いと思われるのだが、使用している友人がいるので、可能性はあるのかと・・・
※その友人はFTで使用して、焼き直して[Rexxam]に使用しているのである程度へたっているからかもしれませんが、一度ちゃんと焼いてみて、本当にダメならあきらめようと思います。


2012/07/23

Wスキーバイス [テーブル増設

ファットと基礎板の共存?
[ARMADA]の購入により実質、今まで使っていたバイス(TOKO)では
固定出来なくなり、ボードバイス(HOLMEN)を使用していた。


しかし、センターバイスのないボードバイスはスクレイピングするにもいちいちスキーが踊る!


特にサイドエッジを弄るには、かなり不向きだ。


※中央のスリットにボードを挟み、すこしバイスをひねる事により固定するのだが
ボードに合わせたスリットは深く、スキーを固定するのは難儀だ。


※一応、スキーに合わせて、スリットの深さを調整もしてみたのだが、あまり使い勝手が良く無い。


それでも、センタークランプをつけ、ストッパーを利用して固定出来る様にもしてみたがTOKOの3点式のような固定は難しく、比べると、イマイチ。


つまり、ボードバイスで全てのスキーをフォローするのは無理。


スキーもファットばかりでなく、細いのも、太いのも、短いのも、長いのもあるので
出来る限り、3点式のTOKOで作業したいのだが、いちいちバイスを着け直して作業していた。


ま〜コレがメンドクサイ!


ただでさえ、スキーの長さによりバイス位置を動かしたいのに、
太さによりバイスその物を取り替えるなど、やっていられない。


※ワックスをかけるたび、後かたづけをされている人からすると、贅沢な話ですが・・・
基本的に我が家のバイスは年中固定されています。


要はこうだ!



  1. ワクシングはどちらのバイスでも良い。(TOKO/HOLMEN)
  2. スクレイピングはファット以外は3点式(TOKO)で。
  3. サイドエッジを弄る際は、3点式(TOKO)で。
  4. スキーの長さは3点式(TOKO)で対応。
  5. バイスの交換は基本しない。



で、苦肉の策で考えついたのがこれ!


テーブルの延長?でボードバイスを挟んで、奥にボードバイス。
手前にスキーバイスを高さを揃えて並べて取り付けた。


※テーブルの延長部分は外せないが、丁番で可動するため
奥のバイスと手前のバイスを交換する事は出来る様にはしてある。


正直、使い易いかと言うと以前よりかはマシ?というくらい。


手前のTOKOで大半の作業が今まで通り出来るが、
奥のバイスが近すぎて邪魔臭い。


そのうちテーブルをもう少し延長するか・・・?


ただ、ワックスをかけた後、水平にスキーをしておきたいのだが
今回のDIYで壁側のL字フックと合わせて、4台くらいはワックスをかけて水平に置けるので、幾らか作業がやり易くはなった。


特に、ファットについてはサイドエッジを弄った後、ワックス・・・と言った行程を、
いちいちバイスを交換しなくても良くなったのは大きい。


まあ、とりあえずこれで使ってみて、ボチボチ修正しようと思う。

2012/07/20

スクレイパー[研磨]

カマボコを修正するには?

スクレイパー、スクレパー、おそらくスクレイパーが正しいかと思うが、スキーで主に使うスクレイパーは厚さ3mm,5mmのただのプラスチックの板だ。
※金属製のメタルスクレイパーというのもあるが主にリペア等の緊急時くらいしか使わない。・・はず。

このスクレイパー、ワクシングをまめにする人は同時に、スクレイピングも多くなるので使用率も高くなる。

僕もなんだかんだ、複数枚所有しているが、買えば1kはしないものの、ただのプラスチックの板と思うと1k近い価格は高い印象がある。

だから、早々新しい物を買う事も無いのだが、たまに新しいものを使うと、明らかに切れ味が違う。

もちろん、スクレイピングのたび研ぐのだが、研ぐたびに正確な直線ではなくなり、中央を残しラウンドして来る。

僕は木片をガイドに、サンドペーパーで研ぐのだが
どうしても往復運動を繰り返すうちに、両端が多く削れ、いずれ緩いカマボコ型になってきてしまう。

コレはどんなタイプのシャープナーを使っても起こる現象で、マメに研ぐ事で鋭利にはなるが直線は失われて行く。
※厳密に言えばサンドペーパーでは、研磨面の面が平にはならないので、切れ味は波目ファイルや、セラミック等で研磨?した物より切れ味は劣る。

昔バイトをしていたショップでは、ベルトサンダーで複数枚重ねて研磨していたが、ものの見事にカマボコに!

カマボコだと、スクレイピング出来ない?!
かと言うとそんな事も無いが、ワックスが厚く残る最初はたいした問題は無い、ただカマボコではどうしても削り残しが出易く、残った部分を取る為によけいな圧をかけてスクレイピングしがちになる。
丸まった面(刃)でスクレイプするよりはマシだが、結果ソールのダメージにも繋がり易い。

新品のスクレイパーだと、十分にスクレイピングしたつもりでも、軽く当てトップからテールに一撫でするだけで僅かながらワックスが取れる。
逆に、新品で厚いワックスを削るのは、少々勿体ない。

※細かいですが・・・普段は新しい物は仕上げように回し、極力、研がずに、刃が切れなくなるまでは出荷時の状態で使う様にしている。
※手前の[SWIX]が比較的新しい。

数を使うなら、よくヤフオクで見かける様に、塩ビ板をホムセンでカットしてもらうのもいいとは思うのだが・・・
いくら消耗品でも、クリーニングペーパーの様に使い捨てと言うのもなんだか・・・

そこで・・・・

何とか面を出す事が出来ないかと考えたのは、マルノコによる修正。※丸ノコといっても、スライドノコの様に上から下ろすタイプ。
丸鋸の刃でカットし直せば、面だけは出来るのではないかと・・・

ただ、スクレイパー自体はノコで切るには小さいので
固定には気をつけないと、最悪、割れてはねる可能性もある。
カットと言っても大きく2つに切り分ける訳でなく
刃先の両端をギリギリ通過するくらいで削り取るイメージで刃を通す。

で、
やってみました。
写真がコレ?!

回転刃でカットするため、熱と刃先でものすごいバリが出る上
思った様には、カット面の平滑がでない。

残念だが手間程効果が無い感じ・・・
※いつもの事だけど。

丸鋸の刃が新しかったりしたらずいぶん違うだろうが、その為に買うのは・・・

刃を変えた際はまた試してみようと思う。


それでも、カマボコは解消出来たので、あとは
いつもの様に研磨すれば幾らかマシかな?

2012/07/19

Makita [電動ドリルドライバー]

バッテリーの流用を拒む突起!?

10数年前のリフォームに始まり、なんだかんだと

電動工具が複数、家にはある。


  1.  マルノコ
  2.  スライドノコ?(修正:卓上丸鋸と言うらしい)
  3.  ジグソー
  4.  サンダー
  5.  コンクリートドリル
  6.  電動ハンマー(破砕機)
  7.  ルーター
  8.  リューター
  9.  ホットガン
  10.  ドリル ドライバー
  11.  インパクト ドライバー
 などなど


特にインパクトドライバーは3台目、ドリルドライバーも3台目だ。


随分前から、電ドリ(ドリルドライバー)のバッテリーが完全におシャカになり、バッテリーを買い替えるか、リサイクルバッテリーとするか考えたが、
買い替えは、もう型が古いため現状手に入らないし、バッテリー単体も高い。

リサイクルも価格的に、5K程で安いとも、高いとも言えない?
※ものによるとは思うのだが、場合によっては初期性能を上回る事もあるらしい。プロユースモデルならアリだが、安価なホビーユースモデルなので、どうかなと・・・

※別にインパクトがあれば、電ドリは要らないかと思われたが・・・結構チャック式でないと丸ドリルが使えなかったり、インパクトにチャックを着けても、芯が出ずぶれたり・・・案外、兼用出来ない場面がある。

最近は電動工具も、
ホムセンのオリジナルブランドなんかもあり価格もずいぶんとお手頃になってきている。


[マキタ]や[リョービ]には、いわゆるホムセンモデルがあり、

[マキタ]なんかだと、ボディカラーがライトグリーンの物がそれにあたる。

※中のギアが金属でなかったり、バッテリなどの耐久性が犠牲になっているようだ。

※プロショップでは逆に販売されていない。



所詮、ホビーユースレベルなので、それほど木工ばかりしている訳でもなく、
本体が壊れた事は今までないので、
僕の使用レベルではホビーユースモデルで十分だ。

ただ電動工具は、気温の高いなか使用し続けたり、長時間使い続けると、加熱の為、
充電出来なくなったりして案外熱に弱い。

その為、バッテリーは予備があるのが望ましい。

それに、ホムセンモデルに限らず、本体よりバッテリーがダメになる方がどうしても多い。
※コードモデルは、今まで壊れた事はない。でも丸鋸はよくコードを切断・・・

で、最近、近所のホムセンのチラシに[マキタ]の電ドリが8K程で載っていた。
※実売9K位なので・・・
ソレだけなら、あまり触手が動かないのだが、
  • バッテリーが2個
  • 所有しているインパクトドライバーと同じ型のバッテリー?

となると、同型のバッテリーが4つになるのは、実質インパクトの寿命も延びる事になる!!
となると8Kの電ドリは、今考えれる中で最もコストパフォーマンスが高い!
※その他に[リョービ]のインパクトも所有しているが、電圧が同じでも、バッテリーの形状が違うため、もちろん流用出来ない。

そう、大半の電動工具は専用電池のため、同一メーカーである事はもちろん、同型、ほぼ同年式でないとバッテリーの流用は出来ない。

だから、本体が使えても実質バッテリーの供給がないので、バッテリーの寿命が本体の寿命になってしまう。
左がNEW 右が旧モデル

メーカーとしては保証の問題や、道具の特性上、新しい物が売れないのは困るのだろう。
カミソリの刃やゴーグルのレンズなどと同様に、スペアパーツが本体の実売価格を上回ると、実質使える事は難しくなる。

今回購入したドリルのバッテリーは、狙いどおりインパクトで使えた。
コレでバッテリーが4つとなるのでしばらくインパクトと電ドリは安心!
と思っていた・・・・・

しかし、思わぬ落とし穴が!

なんと、インパクトのバッテリーが電ドリの方には入らない!!
(新タイプは兼用出来て、旧タイプは新タイプに入らない。)

問題の突起部/右が加工後
なんで?

と思って良く見ると微妙に形状が違う。

でも、新電池はインパクトに入ったじゃないか!!
と、思ってよく見比べると僅かな突起が古い電池にはついており、その突起が引っかかって電ドリ側には入らないようだ。
※改善の様子もアリ、バッテリー本体がネジ止めでばらせる様になっていた。
 リサイクルし易い様にだろう。
※ソレ以外にも接点部分が増設され、旧型とはいささか違う。



※Tシェーバー等のカミソリメーカーも見習って欲しいものだ!


しかし、こんな突起ぐらいでバッテリーが使い回せないのでは、話にならないので・・・



もちろん削っちゃいます!

案の定、4つともバッテリーが使い回せる様になりました!!

もう少しこういう仕様を配慮した方が、メーカーを統一する(ファン)人が増え、結果自社利益も長い目で見たら伸びるんじゃないかと思うのだけど・・・
※ようやくメーカーも流用出来るバッテリの方がマーケット的にも、コスト的にもメリットがある事に気がついたのだろう!