2012/07/02

Smith Vantage [ヘルメット加工準備]#4


先月、意図せぬ理由から[Smith Vantage]が手元に・・・ 2つ!?


いくら加工が前提とはいえ、サイズ違いで2つ所持する理由は無く、いずれかを加工しようと思うのだが、加工が容易な[L]にするか、加工は難しいがシェルの小さい[M]にするか?




何度も被っては、鏡で確認(と想像)し、ゴーグルとのバランスなどを検討した。

結果、[M]ではやはり無理がある・・・・。

当然、[M]だと大幅に削らないといけないのだが、[M]だと加工箇所が広域にわたるため、心配されたストラップがインナー側のスチロール(緩衝材)に埋め込む形で固定されており、固定部を削り込む事は出来そうにない。なまじ[L]が前後には緩い為、あきらめきれずに、だいぶ検討したのだが・・・やむなく[L]でいく事に。

[Vantage ]はインナーの布部が、マジックテープで固定されているだけなので、容易に外す事が出来る。
スチロール側のマジックは丁寧に剥がし、加工後再度接着すれば良い。
※その他のシール等もきれいに剥がし、保管する。
このヘルメットの場合ベンチレーションの穴が複数開いているため、加工時のスチロールの粉が穴に入ると撤去が面倒なので事前に、マスキングする。
その他イヤーパットや、サイズ調整ダイヤル等など外せる物はなるだけ外した。

電動工具による加工を予定しているので、必要外の部分はマスキングし、シェル自体もビニールで覆う。
これで、汚れも付かずある程度、不要な傷もつかずに済む。

まず、インナー(布部)を抜いた状態でヘルメットを被り、当る部分を検討をつける。

次にインナー(布)キャプをかぶりおなじく当る部分にシールを貼る。(頭骨はシンメトリーとは限らないので純粋に感覚で当る位置に印を付ける。

インナーにつけたシールと、スチロール側につけた位置を確認し、おおよそ同じであれば、その周辺が加工ポイントだ。

加工のTIPSとして、ブーツの加工と同様で、当る部分だけを凹ましてしまうと当りは取れるのだが、頭の納まりが変わってしまう。
インナー:緑のシール部が当る箇所
今回はやや後頭部側面がまず当るのだが、その部分だけで加工してしまうと、ヘルメットの中で頭が後ろに偏る。
その為、後ろを加工したら、前頭部の側面で当る部分を削る必要がある。
感覚的には、後ろを5mm削ったら前も5mm削る事で、おおよそヘルメットの中で、センターを維持出来ると考えている。

[Vantage ]はメッシュインナーをはずすと、ベンチレーション用の穴にそってくぼみが7mm位のくぼみが、後頭部に向かってある。
今回は緑のシールした周辺の凸部を削り取るくらいをメドに削り込もうと思う。

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