2013/05/31

インソール考 Formthotics(フォームソティックス)#2


先日、自分のブログの「インソール」の記載が、

だからという訳ではないが、あの記載には続きがあり、
むしろそちらが本命。

僕用のインソールはついでに購入したもの。

というのは、実家の母が足が悪く
医者からは手術をすすめられていているらしく、日常生活においても
若干支障がある様子だった。

母も高齢の為、今更外科手術をしても・・という思いもあるようで
僕的にも、外科手術によるデメリットとメリットは現時点では難しい判断で
むしろ状況の悪化も想定しなければならない。

以前からTOP-RUNのブログを読み、インソールによる矯正治療に興味のあった僕は、
すぐにメールにて川股さんメールフォームより問い合わせをさせていただいた。
すると、すぐにお電話をいただき、
母の状態、母が遠方に住んでいるため
細かい対応が僕の方で出来ないことなどを伝えた。

当初、オーダーインソールを勧められるものだと思っていたが
プロパーでも十分対応出来るとのこと・・・

正直オーダーのインソールでないと難しいかと思っていたので
正直驚いた。(価格的にかなり差があるので・・・)

そこで、母には治療向けのタイプ、自分用にスキー用をお願いした。
※同時にサボナオイルというマッサージオイルも勧められたので一緒に送っていただいた。

実家に弟が帰るタイミングがたまたま重なったので
インソールの受け取りとフィッテイング
新しい靴の購入を弟に頼んだ。

母に送ったインソールは熱成形出来るものだと理解していたので
弟にドライヤーを2機用意させ
おおよその成形もしてもらった・・・はず。
※後で聞くと、無理に熱成形しなくてもそのままでも使用可能とのこと

もとより、母は、いまさら良くもならないのに、お金を使うことは無いと
言う人なので、素直に僕の用意したインソールを使うかどうか心配していた。

母も自分が思った(気に入った?思い込んだ?)靴でないとイヤなという人?なので、今時のスニーカーに足を入れさせるのは難しいと思われた。

そもそも、コレくらいの年代の人は革靴じゃないとダメだとか?
柔らかくてふにゃふにゃの靴を好む傾向がある。
いわゆる初老のおしゃれ靴みたいなものの大半が、コシの無いサンダルみたいな靴が多い。

それでも、弟が何とか母を連れ出し新しい靴を買い、セットしてくれたようだ。

問題は、せっかく用意してあげても、その効果が見え難いものだと
実際使ってもらえないことは、今までも良くあった。

※新しい服を買ってあげても、勿体ないから着ないでいるといったことが多い。

その辺りが心配で、母に電話をかけた。

すると開口一番「いいわ!アレ、ピタッと足に合って・・・・・」と
※その後にあんな安靴でもちゃんと足に合うんだな~と憎まれ口がつづいたが・・・

ただ、驚いたのは声の感じからも、息子に気を使ってというより、ちゃんと効果を感じており,
調子がいいとまで言っていた。
母はインソールの知識もないだろうから、初めてインソールを使った新鮮さも手伝っていると思うが・・・
にしても、母が純粋に効果を感じているのが伝わって来た。

それと、一緒に送った「サボナオイル」についても
「あの薬良く効くてぇ~(よく効くわ~)」
※薬じゃないですよお母さん・・・天然のオイルですよお母さん・・・
その後数回言い直させましたが、塗って直るんだから・・・薬だそうです(笑)。

「塗ると、何か解らんけど、あんま痛くねんてぇ~(どうしてか解らないが余り痛くなくなる)」との事。

顔をしかめながら立ったり座ったりしていたので、
その声から、さぞかし効いたんだろうと解った。

あと、サボナオイルについても興味はあったものの、自分では取り寄せたことも無く
川股さんが進めてくれたこともアリ、この際だからと一緒に送っていただいたのが
母の言葉からも、効果がプラシーボ的なものではないことが解る。

※僕の回りでもアロマテラピー的なことをしている娘は多いが、今ひとつ効能が在るものとは思えなかった。

朝晩、しっかり擦り込む様にたっぷり塗った方が良いとのことだったので
無くならないうちに次のビンを送らないといけないな。

決して、TOP-RUNさんからキックバックがあつて書いている訳ではないが(笑)
ウチの母の様に全く知識の無い人が使って、コレだけ感激しているのだから
そういうレベルの商品が世の中にチャンと在ると言うことは書き記しておきたかった。

もちろん全ての人に万能ということではないだろうが、
ソレに近い感動はある商品だと思う。

ボクにとっても久しく聞く、母の喜ぶ声は、とても嬉しいものだった。




ニッチなブログ・・・?!

ニッチでもレスポンスが・・・
世の中には「◯◯ブロガー」という
そのジャンルに精通した、半ばセミプロのような方もいるが、
基本的にはブログを書いていれば誰でも「ブロガー」?

ということは僕も「ブロガー」ということになる。

そもそも「自分メモ」から初めたので、友人にもブログを書いていることも教えていないし
家族にも内緒・・!?
※一部バレちゃいましたけどね・・・(笑)

それでも1年以上つづくと、自分メモというわけにはいかず
(google+の影響かプロフール開示になっちゃってるしね、いまさら変えれない?!)

ココ最近、ページビュー以外で
間接的にブログのレスポンス(反応)を知る場面が多くなって来た。

と書かれているのを見つけ・・・・
「評価」?
「ブログは辛口」と書いたはずだが・・・コチラも反省する所だ。

その他にも

シーズン後半にヤフ◯クにて処分したブーツの落札者から
「ブログ拝見しています。」とあり
まさに、そのブーツについてもブログネタにしたばかりだったので
何を書いたか・・・読み直してしまった・・・(笑)

もちろん嘘は無いし、誇張もしていないつもりだが、個人発信の情報というのは受け取り方はさまざまで、
ましてや僕の拙い文節、僕の理解度では誤解もあるかもしれない。

こんなにブログでも、ネットで開示している以上、良くも悪くもなにがしら影響が在るものなのだと、
あらためて身が引き締まる思いだ・・・

その反面、ブログを見ていただいてレスがあるのは嬉しいもので、
少ないコメでも同じような着眼点でコメントを頂けると
自分以外にも同じようなニッチな方がいるのだと・・・・

中にはたっくんさんの様に、ホームゲレンデが同じく、実際お会い出来た人もいる。

諸先輩方らが、もっと深い見識で探求されていると、大変参考になり
そして、面白い。

そんな、つながりが
また面白くて、拙い文章で誤字、脱字も多いのは解ってるけども続けている次第だ。

2013/05/28

プリウスのセンターキャップ#2

空き缶でセンターキャップを作ってみた・・・

構想は以前からあったので、コーラのミニ缶は4本買ってあった。

ご丁寧に、子供らが飲んでおいてくれたので、すぐさま作業にかかれる・・・

空き缶をホイールのセンターホールの深度に合わせてカットした。
※これでおおよそ、缶の飛び出し具合をそろえる事が出来る。

問題は、先にも書いた通り
ホイールのセンターホールが57mm
ミニアルミ缶が53mm

直径にして4mmのクリアランスを何で埋めるか?

簡単なのは両面テープで調整して貼ってしまうか
コーキング剤で固定しまうのが、作業的には簡単だが
耐久性、固着までの時間など・・・少々難がある。

で、
当初内側から缶をふかして(溝を作り)例の凹みに合わせようと考えたが
高さにして2mm以上も凸部を作るのは難しく
固定するまでには至らなかった。

次に考えたのが、ブラインドリベットを缶に打ち、
リベット部の凸部をホイール側の凹部に合わせて固定するもの。

まず、
ホイールの凹部までの長さを缶側に移し、リベット位置を決め
ドリルでした穴を開ける。

※当初8カ所開けたが、そこまで必要ないと判断。
最終は6っ箇所で設定。

下穴にブラインドリベットを挿入してリベッターにて固定。

後は、ホイールにあてがい傷つけない様に
木片を挟んでハンマーで打ち込む。
※軽くね・・・

で、完成。

出来は思ったより突起が目立つなということと、
缶底を潰したデザインでも良かったかも・・・

まあ、接着していないので、ホイールの裏から叩けば
外す事は容易だし、
作り直すなら、ドリルで穴を開け引っ張れば外れるはず。

デザインの善し悪しは様々あると思うが
まあ、ソリッド感といいコストが数百円ですんでいる事を思うと
プチ(小賢しい)カスタム・・・自己満足度は高い。

2013/05/27

プリウスのセンターキャップ #1


センターキャップ?作ってみた。

プリウスのホイールは
アルミホイールにホイールキャップと言う少し変わった仕様になっている。

個人的には、ホイールキャップって鉄チンのホイールの装飾の為に付けるものと認識していたが、どういう訳かアルミホイールをハーフカバーする様にホイールキャップが付いている。

一説には、空力の低減の為との話も聞くが・・・その効果、信憑性は懐疑的だ。

そもそも、キャップが格好悪い。
特にこだわりがある訳でもないが、キャップよりも中のアルミホイールの方がデザインがイケてる。
と思うのは僕だけじゃないはず・・・

で、そんなものは取ってしまえばいいのだが、困るのはリアはともかく
フロントはハブがむき出しになるので、本来はセンターキャップが欲しい所だ。

どうも、コノ手の(小賢しい)プチカスタムは、
皆考えるようで・・・トヨタの純正パーツの流用などが、
ある種スタンダードのパターンになっているようだ。

しかし、センターキャップだけと言っても、パーツだけで購入すると
なかなかの値段がする。

いや、高くはないが社用車にお金を僕が掛けるのもなんだか・・・・

たっくんさんはお仕事柄か、かなり高度な加工技術をお持ちなので
参考にならない!!

で、何か代用品が無いかと・・・

要は57パイの直径にハマる丸いものがあればいいのでは

最悪シリコンコーキングで固定してしまえば何とかなるんじゃないかと

得意のアルミ缶
250mlの細い缶か、160mlのミニ缶が外径53mmなので
少し加工すればハマりそうだ。

アルミ缶なら加工もなれているし、細缶の底デザインは中々洗練された
デザインだと・・・(フェチ?)以前から思っていた。

実際、アルミ缶の底はソリッドのアルミ地が程よい光沢で
おそらくコレを切ってセンターキャップとしても
誰も缶底だとは気がつかないだろう・・・・?!

問題は4mmの直径の差だ。

当初、直径が小さい分には、テープを巻いて押し込めばいいかと思っていたが
高速で走る車のパーツだけに少々気を使う。

純正のコノ手のキャップはプラスチックの弾性とリングスプリングで
固定しているものが多いようだ。

まあ、アルミ缶の底をカットしたものは、軽量な上
芯も取れているので、さほどストレスがかかるとも思えないが
車外パーツなので、万が一にも走行中に外れてもいけない。

よくホイールを観察すると、センターホールの6mmほど内側に
凹みが在るのがとってみれた。

純正のホイールキャップはココにリブを引っ掛けるのだと思う。

この凹みを利用すれば、取り付けも接着などの野暮な事をしなくても良いかも・・・

長くなったので・・(いつもだけど)
制作は・・・つづく。

2013/05/22

インビス化 その後・・・

赤いマーキングがTLT用


実質、シーズンが終了し

このARMADAのインビス化については、コレまで加工からインプレッションまで
数多く書き留めて来た。

同時に、明らかな加工ミスもあり、反省と共に実際の使用には少し不安も残った。

しかし、立山トリップ後
取り付けていたビンディングを取り外してみた。

心配していた、供回りも無く、TLTを止めていた18本のステンビスは、キレイに外れ
インビスも浮く事も無く予定通り、スキーに留まっていてくれた。

加工時失敗したインビスも、他のインビスと同じトルクを賭ける事が出来たし
緩むような事も無かった。

使用して、取り外しまでしてみて
ようやく安心出来た。

先に記載した手順でおおよそ問題は無いという事を
確信が持てた。

ショップでの加工にしろ、DIYでやるにしろ
インビスの実用性は個人的には高いと思っている。

TLT用の固定ビス99DIY
ただ、木ネジの取り付けと違い、取り外しのメリットは同時に取り付けビスの弛みという
ネガも理解しておかないと行けない。

現に、立山トリップでも一度、増し締めはしている。

正直、緩んだのか?最初の締めが遠慮がちだっただけなのか?
解らないが、ネジ止め剤の併用と増し締めはインビスには必須のようだ。


2013/05/20

インソール考 Formthotics(フォームソティックス)#1


以前もインソールに付いて書いた事があるが
最近は、オーダーインソールとされるカスタムインソール?の使用はあえて避けている。
理由は前のブログに書いたので割愛するが
なかなか、プロパーの良いインソールに出会わない。

以前のモデルと違い、だいぶパッケージ、質感共に良くなった・・?
そんな中、気になるインソールがある。
現在は千葉にあるTOP-RUNという会社が扱う
Orthotic(オルソティック)というニュージーランド製のオーダーインソールと
Formthotics(フォームソティックス)という同じくニュージーランド製のプロパーインソール

ココで言うインソールとは構造医学の学問上から発生した矯正具を指し
僕らスキーヤーがよく知っている[SIDAS]等のカスタムインソールとは別物(らしい)。
※詳しくはココのブログを読んでいるとよく解る。代表は電話では柔らかい口調だが、ブログはなかなか辛口。

いままで、スキーをとおしてインソールの重要性は理解しているつもりだったが少し疑問もあった。

フィット感は重要だが、足形がとれればそれで良いのか?
さまざまな理論や蘊蓄が正しいのかどうかよく解らなくなっていた。
だから、プロパーのものを試す様になったわけだが・・・

ココの扱うFormthotics(フォームソティックス)と言う、プロパーモデルを購入してみた
以前、同社が扱うプロパーモデルを購入した事があるのだが、普段履きで使用していて調子が良いので
今回スキー用がラインナップされた事もアリ、購入してみた。
※ただスキーシーズンも終わりスキーでの使用は来シーズンのブーツが来てからの予定だが・・・

来た商品を開けてみると、以前のものと同様にEVAスポンジの削りだしの一枚もの。
他メーカーのような複合構造ではない。
※バリエーションタイプには2枚構造ものもあるようだ。

最近流行の中央の盛り上がりも無く、特定の部分を刺激、矯正するような形状は見受けられない。

決定的に違うのは、インソール裏がフラットではない事だ。
※特に踵がフラットでないのは珍しい・・と思う。
見ると、以前のものもそうだったが、土踏まず外(小指側)から踵にかけて大きく2段にえぐれている。
※最近のスキーインソールでも土踏まずはフラットにせずアーチ上に削り動ける様にするというのが定番だが
スキーの場合、踵は基本フラットだ。各メーカーのプロパーモデルもココまで削り込んだものは無い。

踵のカップ部は厚さの割に深く、後ろから見ると表側も土踏まず側から大きく傾斜がつき
インソール自体にほぼ平らな面が無い。

今まで試した、プロパー&カスタムインソールの多くは土踏まず部分を立ち上げる事で、姿勢を制御するものが大半だったが
裏/従来のスキー用とされているものは、通常土踏まずにくぼみがある事が多いが、踵側がアウトサイドに大きく削り込まれている。
このFormthoticsは、足裏全体に傾斜があるように見受けられる。
裏面の削りとあい余って、かなりアウトサイド側に傾く様に作られている事が解る。

最近は土踏まずの縦アーチ(?)だけでなく、母指、少指球にかけての横(?)アーチを意図的に作る形状が流行だが
このインソールは斜めに見ると、そうとも言えるが、全体的にはむしろカップ形状が目立つ。

詳しい意図は解らないが、今までのプロパーモデルとは一線を引いたものだと感じる。
価格も良心的で、1M以内で購入出来る。
※他メーカーでもプロパーモデルは皆コレくらいの価格帯だが
その効果も似たり寄ったりで、余り効果を感じるものは少ない。

スキーモデルは、ドライヤーで簡易フィッティング出来るようだが、
とりあえず通勤用の革靴に入れて試してみた。

前回同様の形状であるので慣れもあると思うが
非常にしっくり来る。インソールの素材が以前のものとは違い、アタリが柔らかいのにコシがアリ
履いて気持ちがよい収まり方をする。
※以前のものはこのメーカーのライセンスものだったらしく、少し印象が硬かった。
その時は、慣れるまでは踵の外側に少し痛みが出た。

今回のFormthoticsは、今まで使ったスキー用のインソールの中では一番アタリがソフトだ。
Bane2なども、だいぶ柔らかい方のインソールと思うが、Bane2の様なゴムの弾力のような柔らかさではなく
履いて気持ちのよいアタリ方をする。

とかく、スキー用はそうだが、アタリの硬いインソールが多く、矯正する為の硬い部分と
衝撃、可動部分の柔らかい部分とを素材を替えたものが多い。

部分的に素材を替えたものは、素材ごとの機能がある様に感じるが・・・
衝撃吸収、剛性を部分的に受け持つ為か、
結果、硬い印象のモノが多い気がする。※特にスキー用は

もちろんグニャグニャのアタリだけを柔らかくしたインソールでは矯正はもちろん、安定もしないが
Formthoticsは、素材の厚みで剛性を調整しているのか、部分的な素材の違いによる不自然な硬さ/柔らかさが無い。
その辺りが非常に、履いて違和感が無い。
sidasなどのカスタムインソールでもこんなアタリの柔らかさ、フィット感?は少ない様に思う。

厳密に言はスキーの操作だけに絞ればもっと硬質なものの方が良い場合もあるのだろうが
僕はプロパー、オーダー(カスタム)を問わず「スキー用」とされる硬質のインソールは、踵を中心に痛くなる事が多い。
特にBCなどでは、足形になったカスタムインソールでも硬いが故に、疲労が溜まる気がしている。

インソールの効果については、様々な宗派?!信仰?があるので一概にコレがいいとは言えないが
プロパーインソールの中でFormthoticsは数少ない、
僕にはハッキリ、履いていて気持ちのよいインソールだと言える。




2013/05/16

インビス加工手順#2 [自分メモ:手順&TIPS]


すぐ、やり方忘れて始めちゃうから、
ちゃんと記録を残して、同じミスをしない様にしておかないと・・・・ 

【手順/下準備】ブルークリフ製インビス加工手順


1:バイスでスキーをテーブルに固定


2:スキーの作業エリアにマスキングを貼る

デフォルトセンターから65mmと50mmバックのスキー(ブーツ)センター

3:3カ所程スキーのセンターを出す(幅のセンター)

※サイドカーブがあるため、正確な左右センターを計りにくい。
  • TIPS:場合によっては何かアングルをあて、中央を探る。
  • 木工のケビキも良いかも

※この作業が全ての精度に関わるので、正確に中心線をマーキングする。
※油性ペンは細く精度の在るものを使用


4:2点を繋ぎ、スキーのセンター線を記入する

  ※中央のマーキングを通る事を確認。


5:ペーパーテンプレートをテンプレートを固定

ブーツセンター(デフォルトのスキーセンター等)と書き入れた縦のスキーセンターを合わせ、テンプレートを固定。
  • TIPS:ブーツセンター部に穴をあけ、ブーツセンターとスキーセンターのクロスする所が見える様にすると位置が決めやすい。

写真はテンプレート固定前、トゥーピース用の先の余白もちゃんとカットする
正確に位置を決め、マスキングテープで固定する。

6:ペーパーテンプレートの上からポンチを正確に当て、しっかりとポンチを打つ。


  • TIPS:このポンチが甘いと、ドリルの歯が踊るので決まったら、しっかりポンチしておく
この状態で2本並べてまず確認!!

7:トゥーピースとヒールピース共にポンチする。



8:ここで、もう片方のスキーも同じプロセスをふむ。

※片方だけ穴開けに進まない。
  • TIPS:必ずポンチの位置がペアで同じ位置にある事をスキーを並べ確認する。

9:ポンチの位置が間違いない事が確認出来たら、改めてスキーを固定

TIPS:ベントを殺して、テーブルからスキーが浮かない様固定。

【手順/穴開け】

10:スキーの水平を確認(特に幅方向に)

  • TIPS:穴開け前に必ず水平面を確認。スキーの固定をし直した際は必ず。
※ボール盤等がある場合はボール盤の作業台に対し水平に固定する必要有り。
穴開けの前にちゃんと水平を確認


11:鉄鋼ドリルにストッパーをセット

※深さはデフォの指定が9.5mm/インビスの高さが8.5mm
※ARMADA作業時すべて8.5~9mmでセットした。
  • TIPS:下穴用の3mmドリルは、あくまでガイドなので深さは9mm以下で良い。


12:下穴開け
ポンチの位置を3mmドリルで穴開け
  • TIPS:少しでも正確に垂直に開ける為にドリルのお尻に付けた水平機を見ながらポンチのくぼみにドリルを合わせ、水平が決まったら回転は高めに一気に開けた方が穴がぶれにくい。
  • TIPS:初めての板に穴を開ける際、この下穴を開ける際に板の素材を探る。


13:本穴開け

本穴用のドリルも9mmでストッパーを固定した。
  • TIPS:重要/後の行程を配慮すると深さはデフォの9.5mmで開けるのが良いようだ。



下穴と同じく水平器を見ながら一気に開けるが、口径が大きいため振られやすいのでしっかり固定する。
出来るだけ途中で止めない。(トップシートが毛羽だちドリルが安定しないため)
※ボール盤の方がココは精度が出る所だ。












14:バリ/屑取り

本穴を開けるとトップシートが大きくバリが出るので、カッターと面取りカッターで軽く処理。
  • TIPS:ARMADAのようなメタルの無いスキーの場合トップシートを面取りしすぎると強度が低下するので最小限にする必要がある。

この後のタップ時にまた盛上がった分を削る感じで、この段階では削りすぎない。
穴の中の屑も吹いたくらいでは、取りきれないので掃除機等で吸い取る。
  • TIPS:この時点で開けた穴の深さをデジタルノギスで計測しておいた方が良かった。


【タップ】

DIYジグ/穴開け時も、タップ時も垂直が肝!

15:タップ


ハンドタップを自作のジグにセットし、スキーのトップシートから浮かない様に保持して、タップを切る。
  • TIPS:タップ切りは、心材の柔らかいスキーの場合、ビス長の半分をメドに全切りしない方が良いようだ。
  • TIPS:金属にタップを切る際は、1回転させ、1/3回転戻し、また1回転と進めるらしいが・・・スキーの場合、止めても良いが戻しは無しが良い(心材が柔らかいと、この時点でタップの山を壊してしまう場合がある。)






16:バリ/屑の撤去

タップした時点で、トップシートが盛上がるので、盛上がった分だけカッターで切り取る。
タップを切った後は、圧縮された心材などが穴の底に固着しているので、タップを壊さない様に楊枝などでほじりながら、掃除機で吸う。
  • TIPS:屑の撤去が不十分だと、穴の深さが変わってくるので、底に溜まった屑は入念に取る。(ドリルの深さを9.5mmでセットしていればそれほど神経質にやらなくても良かったかも?)


17:インビスを5mmボルト+ナットにセット

インビスは底付きしない様に、2回転程入れナットを締め固定
  • TIPS:底付きするとナットごととも回りしてしまうので注意
  • TIPS:ダブルナットや、フランジナットなど幾つか試したが、普通の+ボルトとナットの組み合わせが安定していた。



18:エポキシを入れる、塗る

愛用のBJウェルドを練る。それほどデリケートなエポキシではないが、出来るだけ主剤と硬化剤は同量を出す)
爪楊枝に取り、本穴に入れる。
  • TIPS:穴の中に入れるエポキシの粘度にもよるが、BJの場合少し硬いので、穴の側面には塗布されるが、穴の底につき難い。

しつこく塗り付ける。
インビス側にも先端と山の溝にしっかり塗り付ける。


19:挿入

+ボルトを指で持ち、自然に入る所まで手締め(最初2山位)タップにそって挿入出来たら、ドライバーで探りながら締めて行き挿入。
  • TIPS:底着きしたら、一旦、数回転戻し、中の空気を抜く。
  • TIPS:エポキシが派手に溢れるが、そのまま放置。(インビスの中にだけ入らない様気をつける。)

ココで拭き取っても仕上りが悪いのと、インビスの中に入ると撤去が難しいので触らない。






20:硬化

ペアでココまでやったらスキーを水平にして、硬化を待つ。
BJウェルドの場合、24時間で完全硬化。
  • TIPS:一般で手に入るエポキシとしては24時間以上は中々無いが、エポキシは硬化速度が遅い方が強固な場合が多いので、海外メーカーなどでは72時間のエポキシなどが推奨されている。


21:仕上げ

完全硬化後、トップシートにはみ出たエポキシをスクレパーで撤去。
残念ながらBJウェルドではトップシート(ABS樹脂?)との固着が弱く剥げる。
その為、硬化後の撤去の方がトラブルが少ない。




22:完成

ビンディングを乗せ、ビンごとのサイズに合わせた5mmビスで固定。
  • TIPS:多くのビンディングはデリバリー時のビスの紛失を防ぐため、穴の径が小さく設定されている。その為ビスが真っすぐはいらず、インビスに上手くハマらない場合が多い。その際はビンディング側の穴を拡張しておく事で、インビスに上手くハマる。


以上が手順とTIPSだが、板やビンディングが変われば少し状況が変わる。
板の素材によっては穴開け、タップなどは状況が変わるかと思うが
慎重に時間をかければ、それほど難しいものではない。

むしろ、セルフだからこそ良いも悪いも解って良いと考えている
不意のトラブルがあっても、原因は解りやすいから納得出来る
お金で人にやってもらったものがトラブルと倍腹が立つからね~




2013/05/15

インビス加工手順#1 [自分メモ:TOOL]

ブルークリフのセット/付属のエポキシは使用しなかった
今シーズン、結局で3セット分インビス加工をした。
本数にすれば60本近い・・・
※それなりにコツが解ったが、しばらくすると忘れちゃうのでMEMO,MEMO

自分のメモがてら、理想的な手順をまとめておこうと思う。
まずは、TOOL(道具)。

[TOOLリスト]

ブルークリフ製インビス仕様

【下準備時】

■各ビンディング用テンプレート
※各ビンディング用ペーパーテンプレート(WEB DL)
レベル(水平器)付き電動ドリル

■マスキングテープ
※スキーセンター等のマーキング用

■油性マーカー(極細)

■デジタルノギス
※ビス等の計測

■スコヤ
※スキーの縦の中心を取る際使用。

■定規(1mサイズ)
※上記スキーの縦センターを一気に引く為には長いものがあった方がいいかな

■バイス(2カ所)
デジタルノギスとドリル
※スキーのベントを殺して固定する為

■水平器
※垂直に穴を開ける為には、固定したスキーが水平である事を確認する必要がある

■ポンチ

※高度の高い正確なポンチが出来るもの


■ハンマー

【穴開け時】

■カッターナイフ(大型)
コレはフランジ付きナットを使用

■面取りカッター(ビット)

■3mmドリル+ドリルストッパー
※ドリルストッパーは金属製のしっかりしたものが好ましい。

■6.3mmドリル+ドリルストッパー
※上記同様

■電動ハンドドリル(レベル加工済)
※ドリルのお尻にレベル(水平器)をセット


【タップ時】

ハンドタップとジグ
■5/16上タップ
※ブルークリフインビスサイズ

■タップハンドル


【挿入時】

■5mmボルト+ナット
※ボルトは垂直をキープしやすいもの(個人的には+の5cm位が使いやすい)

■+ドライバー
BJウェルド/24時間硬化
※5mmボルトを回す用

■エポキシ(BJウェルド)
※24時間硬化、出来ればもっと効果時間の遅いものがあれば良いのだが・・

■爪楊枝
※エポキシの挿入?やインビスの溝に塗り込む際使用

【後処理】

■金属スクレパー
※スキー用のものでなく、塗装など剥がす為のハンドル付きのもの
※はみ出たエポキシを硬化ご撤去するのに使用

■タイトロック
品番222が弱強度
※取り付け時の弛み止め。必ず弱強度のもの(品番222)

後は安定した作業テーブルと明かり。

基本的には上記の道具は全てあった方が作業に精度が出る
個人的には老眼鏡もあった方が・・・・(笑)

2013/05/13

旧ATOMIC RACE TECH


ブーツをバラしてみた・・・

かなり古い、初期の頃?のレーステック。
友人から譲り受けるも、全く足に合わずそのまま置いてあった。

流石に処分しようと思って分解してみた。

個人的にはATOMICのブーツを買った事が無いので、現行モデルはどうか解らないが、全てのパーツをトルクスレンチでバラす事が出来た。

僕がレースモデルを余り経験した事が無いから、こんなものなのかもしれないが
リベットで止まる部分が無く。全てのブーツが鬼目ナットで裏から止まっていた。

全てのパーツがバラせるのは、チューン前提のレーシングブーツならではの機能とも言えるが、僕のようなDIY好きにとっても嬉しい機能だ。

バラして気がついたのだが、もう古くて弾力を失ったブーツだったが
バラしてみると、ロア、アッパーシェル共に柔らかく、ブーツの状態時の硬く硬質な素材の感じが無いのは、少し不思議だった。

[構造上の剛性]と[素材の硬度]のバランスというのは思った以上に複雑なものだと感じた。

このサイズのトルクスネジと鬼目ナットはなかなか手に入りづらいので
来期のブーツのブースターの取り付け用に取っておこう!!

2013/05/09

TLTシステム[インプレッション]


やっぱり良いね・・・TLT。

今回、立山で本格投入したTLTシステム&VOILEアイゼン

ブーツ:DYNAFIT TITAN U.L.1750g)
ビンディング:DYNAFIT TLT Vertial ft12(500g)
クランポン:VOILE(300g)

アイゼン以外はDYNAFITメイドの純正仕様
1/2ペアで2250g!!(クランポン付きで2520g)

アルペンならビンディング分がまるまる無い感じ。

※テックシステムは複数、他メーカーからも出ているが、ブーツとビンディングの相性に若干の仕様差があるようだ。
DYNAFITではDYNAFITと同じ製造工程を保証しているのはSCARPATECNICAのみ

立山では、雪の状態から室堂のスタートからクランポンを付けてスタートした。

正直、直着けのクランポンは硬い雪の場合は特にビスの抜ける方向に力が掛かるためインビス化してある事もアリ、少し心配だった。
※VOILETのでフォルトの木ネジは山も大きく長さもテレマーク用の様に長い。
※バロンなどのプレート下に取り付けるクランポンと違い、雪面に刺さるエネルギーを支える部分が無く、すべて2本のネジに負担がかかり易い。

雪は絞まり雪で、山の上部はアイスである事が予想された。

斜面に取り付くと、シールとクランポンであれば問題ない斜面だが、
クランポン無しのメンバーは早くも横に切って行かないと行けないくらい
斜面はアイシーだった。

そんな斜面でも直着けのクランポンは圧倒的な安心感がある。

斜度が増し、クライミングサポートを使用する場面になるとその差は歴然で
マーカーのデューク、ツアー,などバロンと同じアイゼンシステムのビンディングは、構造上クライミングサポートを使うと、アイゼンが刺さりにくくなって行く。

特にツアーなどは、なまじクライミングサポートがバロンより高いが故に、マックスまでサポートを立ててしまうと、ほとんどアイゼンは雪面に刺さらない?!

これが、斜面の難易度が高まると大きな負担になって来る。

特にキックターン、トラバースの際は神経を使うはずだ・・・

僕はと言うと・・・問題ない。
もっとも、直着けのアイゼンのメリットは解っていたが、直着け故にもっと歩行時に引きずりがストレスになるのではないかと思っていたが、思った以上に進行方向への抵抗は少なかった。

というのも、アイゼンの取り着け位置は出来るだけ爪先よりに着けたかったが、
VERTICALのプレートの関係上ほぼブーツセンターの真下に取り付けた。
それでもTLTの構造上、ブーツの爪先を支点に稼働する為、さほど違和感は無かった。
コレがバロンだとトゥーピース先を支点に、アイゼンは踵の後ろだから、
ヒールを上げた際も、下ろしてアイゼンが効いていても、支点から遠い為に不安定感は否めない。
※つまり支点とグリップ部まで距離があるため,ずれ易いのだ。
※滑落経験者としてはコレが嫌で直付けアイゼンにした経緯がある。

また、斜度の少ない移動の際も、爪先支点の可動は歩行に近い感覚で移動出来る。
何しろ足裏に何も無いのは、ストレスが少ない。

このブーツのウォークモードは後方に15°しか可動が無いのだが
コレが登坂時の大きなアドバンテージになる。
※最近のツアーブーツは30°位

人によってはラッセル時など操作しにくくなるから、使わないと言う人もいるが
僕はコレ無しは考えられない。

というのも登坂時は小股で行く人も入れば、比較的大股の人もいるが、僕は比較的大股のためか、スキーを大きく踏み出すとどうしてもブーツのバックサポートに脹ら脛が押し返されるのだが、この時ウォークモードだとストレス無くスキーのヒール側に荷重が掛かり、グリップしやすい。
※スリップというストレスがほとんど無かったのは、アイゼンとあい余ってこのウォークモードも理由の1つだと思う。

後、バックサポートが後ろに動くというのは、只立ち止まっているだけの時でもストレスが少ない。
アルペンブーツであればどうしてもふくらはぎにバックサポートが当り、膝をやや曲げてでしか休めないが、ウォークモードのおかげでそう言ったストレスが一切無いのだ。

ココまではほとんどデメリットは無い様に思うが・・・

あえて言うなら、回転式のクライミングサポートは開放値と連動しているが故に
少し硬く、カーボンポールで回すのは少し難しい。
※今回はいちいち、しゃがんでてで回していた。

その辺は最新?のTLT RADICALでは改善されている。
マーカーシリーズもストックで上げ下げ出来る事を考えると、ちょっと面倒。
※ストックを変えるか、TLT RADICALにするか・・・

あと、慣れの問題とは思うが、やはりトゥーピースのホールのセットはアルペンビンディングの様には履けない。
そして捻れると、いとも簡単に外れる。

もちろんハイク時はフルロックするのだが、最後までロックされていないと、案外外れる。※最後のカチカチっと全く動かなくなるまでロックしていないと外れるようだ。

しかし、迷うのは滑走時。
外れるのが怖くてロックしたが、本来は開放しなくなるので危険な行為だ。
といっても、凸凹のアイスバーンが混ざった斜面では、今ひとつアルペンビンディングのような安心感はまだ無い。

この辺りは、TLTユーザーでも意見の分かれる所だ。

今回ARMADA TSTをTLTで履くのが初めてという事もアリ、若干違和感があった。
というのも、TLT化する事でビンディングスペースがかなりセンターよりに集中する為、単純にスキーはしなりやすくなる。

ビス位置で言えばバロンとは10cm以上短くなると思う。

そのため、スキーのしなりがでやすくなる分、ARMADAのようなコシの無いスキーでは、アイスで叩かれやすくなるようだ。

もちろんスキルが高ければ問題の無い話だが・・・僕にはいささかすぐに対応出来るレベルじゃなかった・・・・(泣)

硬く絞まった凸凹斜面に叩かれ、全く思った様に滑れない。
外れるのが怖くて横にスライドさせるイメージが希薄になる。

正直、滑走については全く良いとこ無しだった。
もちろん道具の問題ではなく、僕のスキルの問題・・・・

総評として
ハイク時は全く問題ない。軽量、ブーツのウォークモード、可動支点の位置
あらゆる面で、大きなアドバンテージになった。
単純に楽。もう、バロン&アルペンブーツは考えられない。
リスク、ストレスが圧倒的に減る。
道具は高いがソレだけの価値は十分ある。

やはり、山でお金が掛かるのは軽量化・・・