2013/10/24

KaTune#3[Vector Glide MASTIFF]


預かりもの第2弾の[Vector Glide MASTIFF]

当初、WAXが厚く塗られていたのでダメージが解りずらかったが・・・
この板も、かなりエッジダメージが厳しい。

やはり滑ってついたダメージより、岩場等のハイク時についたエッジのカケが酷い。

ついた傷・・・カケは、側面からの傷よりソール側からのダメージが多いので完全にエッジを立てるには、その深さまでソールごと削る他無い。

しかし、ソコは手作業なので限界が・・・

傷は部分的だが、その部分だけを研磨という訳に行かないので
全体のエッジを、なるだけ均等に削り、浅い物から取っていった。

最初は、焼きやバリでファイルガイドがぶれるが、焼きはダイアモンドファイルで少し削り、徐々に面が出来て来るとファイルの当たりも安定して来る
ソール面も水研ぎ
荒目ファイル

中目ファイル

細目ファイル

極細目ファイル

研石(水研ぎ)
を繰り返しながら
最小限で何とか傷が取れているかみるのだが

深い所は厳しい。
確認の為の赤いマーカーが傷(カケ)部に残る。

深いカケは・・・無理かな〜
本来ソールとサイドで構成される、「角」が欠けており
ギザギザの3面があるような状態だ。

ソールをコンマ3程削れればだいぶ消えるんじゃないかと思うが・・・
手作業で0.3mm削るのは厳しい。
それに、Coldvaと比べ新しいので大胆にペーパーをあてるのは気がひける。

4本のエッジの様子をみながら、なるだけ局部的に削る事の無いように作業を進めるのだが、どうしてもダメージが集中している所は、均等にという訳に行かない。

本当は、僕のようなアマチュアがソール側を弄るのは気がひけるが
1円玉で角度調整したファイルでソール側も削る。(※以前角度計で計った事もあるが0.8~1.0°くらいのはずだ)

部分的にバリにファイルが当たるが、部分でしてしまうと
始末が悪いので、4本同じようにファイルで削る。

※コノくらいなら、もしビベルのつき過ぎと感じるなら、マシンでソールを少し削ればフラットは出るだろう。

ついつい、弄り始めると傷を全部取ってしまいたくなるが
それをやってしまうと、今度はフラットを(ショップで)出すときに大変

止めどころが難しい。

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